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2017/02/05

私の引きたい線を引く人。

全く違うタイプの絵本を探していた時、
たまたま、この絵本の表紙の画像が、
検索に引っかかってきました。
かんちがい」という題名の絵本。

この表紙の絵を見た瞬間、
右の赤ちゃんサイの表情に釘付けになりました。
絵、全体は極めてまじめ。
でも、赤ちゃんサイの表情は、
思わず二度見するほど、微妙にユーモラス。
物語そのものは、
ゾウの「かんちがい」から、
お母さんサイが大変な怪我を負う、という、
ジーンと泣きそうになるような深刻な話。
でも、ハッピーエンドで終わります。
胸が痛くなるような、切ない話なのに、
そして、絵そのものは、極めてまじめなのに、
どこか笑いも誘うような、面白くて愛らしい描線。
作者は、吉田遠志(よしだとおし)さん (1911〜1995)
私が引きたいと思うような、線を引く人です。
野生動物の絵本を、たくさん描いていらっしゃいますが、
他の絵本も読みましたが、
私はこの「かんちがい」が一番好きです。

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